
「蔵の谷間のトイレ」コンペ佳作案
「時の蔵」という保存文化財に指定された石蔵の、小規模な付属施設の計画である。主用途がトイレであるために、外壁には明確な隔壁としての役割が必要とされたが、一方で内部から外の気配が感じられ、暗さを感じない心地よさも演出したいと考えた。その解答として、わずかな隙間を空けて積み上げられた600個のコンクリートレンガと、その内側にある半透明ポリカーボネートによって外壁を形成した。細く奥行きのある無数の間隙が、外界と内界の絶妙な間合いとなり、空間を隔て繋げる効果を生み出している。























