間口3.2mのうなぎの寝床における二世帯用の狭小住宅である。南北に伸びる細長い建物の最奥部まで日光が差し込むよう、ガラスで覆われた3層の吹抜空間が建物を縦に貫く計画とした。その吹抜空間は、ワイヤーメッシュで覆われていて、ツタが繁殖することも可能である。木洩れ陽が充満するこの空間は、家族がそれぞれ別の階に居ながら、時間や四季の移ろいを共有することを可能とする。結果として、この垂直的な空間が、幾層にも分離された家族の生活に、適度なつながり、適度な距離感、適度な連帯を生み出している。
・用途:二世帯住宅
・敷地:東京
・敷地面積:45.50㎡
・建築面積:36.75㎡
・延床面積:126.92㎡
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