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Fit建築設計事務所のブログ

最近、あまり進捗報告してませんでしたが、
港区のビル、内装工事が進み、ようやく室内の様子がなんとなくわかるところまで来ています。
鉄骨9階建の複合用途建物なので、各部詳細の施工図チェックはもちろん、設備との調整や別途工事の調整など、盛りだくさんです。やっぱり、木造住宅より、大分手間がかかる・・・・
でも、細かく監理してきた内容を、現場監督さんがしっかり頑張ってくれて、
細部まできれいな仕上がりになりつつあり、気分も盛り上がります。

ただ、当初の予定より、若干工事が遅れてしまっていて
あと1カ月でお引き渡しできるか、正直心配。
建設業界は、以前からの公共事業の縮小に加え、
リーマンショック後に、世間から建設工事が蒸発するように消えたお陰で、
職人の数は以前より随分少なくなっています。
それに加えて、震災復興や消費税前の工事増が影響してきているようで
ここのところ、なかなか職人や業者の手配が思うようにすすまないようです。
監理者は、工事を直接手配する立場ではなく、
工事の遅れに関しては、どうすることもできないので、余計ヤキモキします。
とはいえ、工事の質を落とさないよう、施工者と力を合せてベストを尽くすしかありません。
ところで、そろそろ消費税前の駆け込みがジョジョに始まっているように感じます。
デジタルTVでも実証されているように、政策による駆け込み現象は、
百害あって一利なしなので、
消費税増後の住宅ローン減税を早めに公表するなど、
国レベルでの掛け込み対策を切に願いたいところ。
とはいえ、そんな気の利いた政策が迅速にでてくるとは思えないので、
これから家づくりを考えているかたは、余裕をもったスケジューリングをお勧めします。

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