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Fit建築設計事務所のブログ

縁あって、東京ガスの「SUKIMA Project」を見せて頂きました。
詳しくは東京ガスのHPまで。
このプロジェクトは栃木県宇都宮市で2007年から計画され、2008年11月に竣工しました。
プロデューサー兼建築家として伊東豊雄氏がパヴィリオンを、藤森照信氏・西沢大良氏・藤本壮介氏がそれぞれ住宅を建てています。テーマは「プリミティブな暮らし」。
各建築家が
「木陰」

「洞窟」

「光」

「洞穴と木陰」

をアプローチとして古くて新しい建築を実現しています。
とりわけ藤本氏の「House before House」は、現在の「住宅」という概念を覆し、非常に興味深いものでした。最も感銘を受けた点は「人がいる写真を撮りたいと思うこと」。建築写真を撮るとき、人の入っていない写真が最も映えることがおおいのですが、これほど人がいて欲しいと思う建築に出会ったことはありませんでした。
私たちも、普段から「人が主人公となる建築」を意識していますが、今回それを目の当たりにした気がしました。
最後になりましたが、この度見せて頂く機会を与えて下さった皆様に感謝致します。

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  1. TERRA

    こんにちは。宇都宮では話し足りなかったですね(誰だかわかります?)^^
    sumikaプロジェクトの見学ではいろいろ思いめぐらすネタがたくさんできてぼくはまだ消化できていません。^^;
    どこかでゆっくりお話しする機会でも作りましょう*^^*